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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2017年08月09日

森ビルジャカルタプロジェクト

インドネシア&ハラールビジネスコンサルタントの神原です。

森ビルがジャカルタでの超高層オフィスビルの開発を発表しました。
2021年完成予定で、規模は高さ266m、地上59階建、延床面積約19万㎡、総事業費500億円超とのこと。
森ビルとしては上海以来の海外プロジェクト。

東南アジア第1号プロジェクトをでベトナムでもなく、マレーシアでもなく、インドネシアに決定したのはやはり、2.6億人の人口とその潜在的成長力が理由の1つであるのは間違いないと思います。

かで読んだことがありますが、森ビルの創業者の不動産開発ポリシーは、武者小路実篤の<太>「龍となれ。雲おのずと来る」太>であると。
龍と雲とは常に一体で描かれています。

雲は呼び雨「呼び水」であり、古(いにしえ)の農業中心の時代では雨が降らないと死活問題。水=恵みである。

雲を呼ぶ龍はその恵みをもたらす偉大な存在。
雲のお陰で龍は天を駆けることが出来る。
龍になれば、雲(恵み)は自然とやって来る。


これから考えると、森ビルの過去の開発事業の手法が良く理解できます。その代表が「六本木ヒルズ」でしょう。六本木ヒルズと言う「龍」を作り出し、たくさんの「雲」が集まりました。

ジャカルタでも「龍」となり、たくさんの「雲(恵み)」をもたらす事に大いに期待したいと思います。




  

Posted by 神原健司(Kenji Kanbara)  at 12:03Comments(0)